カナヘビ

カナヘビの卵に『白いカビ』が生えても諦めないで!まさかの孵化成功!

 

こんにちは!ココガウチです♡

我が家では2年前から、カナヘビを飼っています。

息子が小学生の頃、校庭で捕まえてきたのが始まり。

捕まえてきた2匹がたまたま雄と雌っだったようで、その後卵がパカパカ産まれ、今ではもう、孵化させるのも名人級になりました( ̄▽ ̄;)

そんな我が家ですが、「今回はさすがにもう駄目っぽいな…」と諦めていた2つの卵から、まさかの2匹、赤ちゃんが誕生したのです!!

わからないものですね~

最後まで諦めちゃいけないという事を教えてもらいました。

一体どんな様子だったのか、これから詳しく説明していきましょう!

1年未満の幼い母カナヘビ

カナヘビは、誕生から約1年ほどで成体になると言われていて、母体が幼すぎると卵を産んでも孵化しないことが多いと言われています。

今回の卵は、生まれてまだ7ヶ月ほどしか経っていない【幼い母カナヘビ】が産んだ卵でした。
何度か雄が雌に噛みついて交尾をしていたので、有精卵の可能性はあると思っていましたが、なんせまだ幼いので、しっかりした強い卵は生まれないかなーと思っていたのです。

1度に2~3個の産卵を、かれこれ3回くらいした頃でしょうか?

今まではベコベコばかりで明らかに駄目だった卵が、今回初めて、真っ白で凹みのない卵だったのです。
もちろんすぐに印を付け(上下が逆さまになると窒息して死んでしまう)、湿らせた水苔の上に移動。それから毎日、乾燥しないようにお世話しました。

うっすら白いカビが…

卵は水分を吸って日に日に成長していきました。が、30日くらい経過した頃から、うっすら白いカビが生えてきたのです。
よーーーく見たら、卵のまわりにふぁぁ~っと白い毛が生えているような…。「ん?これはカビなのか??」

過去に駄目になった卵たちというのは、カビが生え始めたらあっという間に広がって、どうみても『駄目だ』とわかったのですが、

↑こんな感じで

 

今回のカビは、この状態のまま、とくにその後カビが増えていくというわけでもなく。。
一日だけ、暑い日に水苔が乾いていた時があって、そのせいで もしかしたら死んじゃったのかも…と心配したのですが、

すでに産卵からそこそこ日数も経っていましたし、ダメ元で一縷(いちる)の望みをかけて 捨てずに残しておきました。

産卵から44日目に誕生

カナヘビの卵は産卵から約40日前後で生まれるといわれています。

過去、我が家で生まれたカナヘビたちは30日弱で生まれていたので、40日が経過し、「あーやっぱり今回は駄目だったのかな」とほぼ諦めモードでした。

でもでもでも!
ひょっとすると、ひょっとするかもしれない!

完全にカビが増えて、【誰が見ても駄目だ】とわかるまでは、捨てずに置いておこう!と思っていたら・・・

なんと44日目にして、生まれる兆候が!!!!

朝起きて何気なく覗いたら、卵に水滴が付いていたのです!!!(←生まれる前の兆候)

もう感動。

カビが生えているからと、早まって捨てなくて良かったーーー!

その後、1時間ほど経過した頃に卵から顔がでてきましたよ。
弱い子だと殻が破れず、せっかくここまで来ても “あと一歩” で亡くなっちゃうことがあります。
今回はしっかり顔が出ているのでひと安心!
あとは身体ごとニョロって出てくるのを待つだけ。

「早く出ておいで~♡」と思っていたのですが・・・

今回のカナヘビちゃんたち、最後の最後まで心配させてくれました…(*_*;

というのも、3時間経っても顔出した状態のまま、しかも全然動かなくなった。。

殻が破れてはじめのうちは、卵がひっくり返るくらい元気にモゾモゾしていたのに、今は呼吸すら確認できないほどじーーーーっと止まっている。

ココガウチ
ココガウチ
「え、、、まさか途中で力尽きたのか?(´;ω;`)」
ココガウチ
ココガウチ
「目も閉じたままだし…死んでるのかも?」

 

本当に心配して何度も諦めそうになりましたが、、、殻が破れてから約4時間半後、無事2匹、誕生してくれましたー!!!


/飛び出すための力を蓄えていたんだね♡\

 

まとめ

見るからにカビが増殖していったり 卵が凹んだりしている物でなければ、少々カビが生えていても生まれてくる可能性があります。

早まって捨てないで、ギリギリまで諦めず、様子を見てくださいね。

赤ちゃんカナヘビのお世話の仕方は、また後日書きますね(^^)/

 

アナタの卵からも無事、赤ちゃんカナヘビが誕生しますように!

 

 

 

 

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