こんにちは!ココガウチです♡
先日、スーパーでお徳用の4個入りりんごを買ってきて、「さぁ食べよう!」と切ってみたら
「え…!?うそ…
中身が茶色い???」↓↓
てっきり、中が茶色い=腐っていると勘違いし、迷いもなくソッコー捨てちゃったんです私(´;ω;`)
でも、そこのアナタ!!!
捨てるの ちょっと待ったー!!!!
実はコレ、腐っていたのではなかったんです!!
●なぜ切ってすぐなのに茶色かったの?
●食べても問題ないの?
●腐っているものとの見分け方は?
これらの疑問にわかりやすくお答えしていきます。
りんごの中が茶色い原因
一見 外側はキレイで問題など無いように見えるりんごでも “切ってみたら中が茶色だった”っという事があります。
その原因はおもに2つ。
● りんごの蜜が変色してしまった(蜜褐変)
● 長期貯蔵による変色(内部褐変)
蜜による変色
通常、りんごの蜜は収穫から1・2か月過ぎると、果肉に吸収されて「果糖」に変化し徐々に消えていきます。しかし中には蜜が多くて残ってしまい、貯蔵中に茶色く変色してしまうことも。
これを蜜褐変(みつかっぺん)といいます。
蜜の部分が腐っていなければ食べても問題ありませんが、なんとなく見た目も悪いですし、取り除いてジャムやお菓子づくりに使う方がいいかもしれませんね。
りんごの変色はよくある事なので、購入先のお店に言えば返品・交換してくださる所が多いそうですよ!
長期貯蔵による変色
外見は問題なくきれいなのに、切ってみたら全体的に茶色いまだら模様がある。
これはりんごを長期貯蔵したことによる内部褐変(ないぶかっぺん)です。
秋に採れたりんごは低温冷蔵&酸素濃度を調節しながら、おいしさを保つために休眠状態にして長期に保存するのですが、甘みの強いりんごの場合、この内部褐変が起こりやすいと言われています。
食べても問題ありませんが、ポソポソしていたり苦みがある場合もあるそうなので、気になるようなら蜜褐変と同様、返品・交換できるかお店に相談してみてくださいね。
お客様には出せないけれど、自分用だったら食べても大丈夫なのね!
今度からは捨てずに食べよーっと♡
その他
りんごを落としてしまった場合や、ぶつけてしまった部分が茶色くなる場合があります。
その部分さえ切り取れば食べることができますが、通常より傷みやすいので、できるだけ早めに食べましょう。
また、カットしたりんごは空気に触れることで酸化して茶色くなります。
これを防止するには、カット後『水100mlに対してはちみつ大さじ1』をいれたものに漬けておくと変色を防げますよ!
(はちみつが無い場合は砂糖大さじ1/2、もしくは塩ひとつまみをいれるといいですよ)
腐ったりんごとの見分け方
では、腐ったりんごとの違いはどうやって見分けたらいいのでしょう?
●ブヨブヨしわしわ
触ったときにブヨブヨしていたり、見た目がしわしわになっていたら、腐っている証拠。中の状態も良くありません。
●悪臭
さすがに異臭がしたら誰も食べないと思いますが・・・
自分の鼻を信じ、危険を感じたら迷わず捨てましょう(笑)
●パサパサで小さくなっている
中身があまりにもパサパサになっていたら劣化が進んでいる証拠。
水分もぬけて美味しくありませんので、思い切って「ごめんなさい」しましょう。
最後に
いかがでしたか?
せっかく買ってきたりんご。もし中身が少々茶色くても、食べて問題ないことの方が多いという事がわかっていただけたのではないでしょうか(^^)/
きちんと知って、できるだけ食品ロスを無くしていきたいですね!